やっぱり生が大事
こんにちは!
ギタリスト、作曲家のKAYです(^ ^)♪
今回はバンドで
演奏する際に重要な
モニター
についてお話しします!
モニターというのは
バンド内の特定の音を
耳に入れるための
自分達用のスピーカーの事です。
リハの時にPAさんが
チェックするやつですね。
ライブハウスにある
こんなのを一度は
見た事あるんじゃないでしょうか?
このモニター
ライブでリズムを取る上で
非常に重要になってきます。
ライブというのは
基本的にお客さんの方を向いて
演奏します。
つまりドラムは自分の
背中で鳴っているわけです。
その為音はどうしても
聞き取りづらくなります。
また、箱にもよりますが
アンプの出力の関係により
爆音じゃないと楽器の音が
聞こえない時があります。
その為ドラム、ベースといった
リズムの基準となる楽器が
かき消されてしまう
事があります。
なので
こういった現象を防ぐ為に
モニターで音を返して
楽器隊の音を聞きます。
ですがこのモニター。
音が返す音が大きすぎると
次のような問題が生じます。
・バンドサウンドが濁る
・グルーヴが出ない
濁るというのは
バンドの音を客に届ける外音に
モニターから出る中音が
上乗せされてしまう事です。
つまり楽器隊の音が
大きくなる+
音のバランスも滅茶苦茶
なので
客には
耳障りでしかありません。
そして
もう1つのグルーヴは
簡単に言うと
バンドとしてのまとまりです。
モニターから間接的に聞いた音で
合わせても、リズムは取れますが
やはり機械的な演奏に
なってしまいます。
つまり強弱や
メリハリのない演奏ですね。
またモニターから出る音も
完璧なオンタイムではないので
やはり本物とは
タイムラグが生じます。
それにより
モニターの音には合ってるけど
バンドとしては
リズムがずれている!
という事が起きます。
このように
モニターの音1つで
客を幻滅させてしまう
バンドになりかねません。
こういった状況を防ぐ
とてもシンプルな
解決策があります!
それは、、、
『返しをゼロにする!!!』
身も蓋もない策ですみません笑
ですが返しを無くす事により
嫌が応にもドラムの生音を
聞く必要があります。
生音を聴く事により
細かいリズムのズレや
フレーズの強弱等を
感じる事ができます。
言わばドラムの呼吸を
感じる事ができるのです!
それにより
細かいニュアンスまで表現でき
バンドとして迫力のある
演奏ができます!
そして客側からも
濁りの無い100%の
バンドの音が届きます!
『生音が聞き取れてたら
みんなモニターなんか
使わないよ』
そう思う方は
自分の楽器の音を
まず下げましょう!
ドラムの音が聞こえる程度まで。
そして外音を上げてもらうのです。
こうする事により
お客さんには
自分の音が届きます!
また、どうしても音が
聞き取れない時は
小さめにドラム三点だけ
返すようにしましょう。
返しは補助的に聞いて
あくまで
生音を聴くイメージで!
今日のスタジオ練習から
返しを無くし
生音を聞こうという
癖をつけていきましょう!
そして
生きた演奏をして
お客さんを
感動させましょう!!!
今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)♪